歯の着色汚れや黄ばみは、年々増していくものです。そのため、鏡を見るたびに気になってため息が出てしまう方、人前で笑ったり食事をしたりすることが億劫になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。歯の色のことで悩まれている方は、とても多いのです。
黄ばんだ歯の色を白くするには、ホワイトニングをおすすめしています。ホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯を削ることなく白くできる安全な処置です。最近では若い方だけでなく、ホワイトニングを受けられる40代、50代、シニア層の方も増えています。
歯が変色するのには、「内因性の原因」と「外因性の原因」の2種類があります。
内因性の原因
歯は加齢によって少しずつ表面のエナメル質が薄くなっていき、内側にあるもともと黄色みを帯びた象牙質が目立ってくることで歯が黄ばんだように見えます。また、胎児のときに母親が特定の抗生物質などを摂取していた場合にも、先天的に歯に変色が起こることがあります。
外因性の原因
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、ソース、チョコレートなど、食べ物に含まれる強い色素(ステイン)が、徐々に歯を変色させていきます。また喫煙習慣がある方の場合は、タバコのヤニが歯に付着して徐々に黄ばんでいくこともあります。
当院では皆様にホワイトニングを行っていただけるように努めています。
特徴1.しみにくい
刺激の少ないホワイトニング剤を使用し、処置中に知覚過敏の症状が出るのを防ぎます。
特徴2.トリートメントの採用
ホワイトニングの処置後にはトリートメントを施し、白さが早期に失われるのを防ぎます。
特徴3.安全なライトの使用
オフィスホワイトニングに使用するライトは、身体に安全なものを採用。安心して施術を受けていただけます。
当院のホワイトニングメニューには次の2つの種類があります。
オフィスホワイトニング
歯科医院で受けていただくホワイトニングです。歯の表面に比較的高濃度の薬剤を塗布し、その上から特殊な光を当てて歯を白くしていきます。処置前のクリーニングからすべての処置を歯科医師もしくは歯科衛生士が行うため安心で、効果が現れるのが早い点がメリットです。
ホームホワイトニング
まず歯科医院で歯型を採り、専用のマウストレーを作製します。ご自宅でそのトレーに比較的低濃度の薬剤を入れ、毎日一定時間装着していただくことで歯を白くしていきます。効果が現れるまでには日数がかかりますが、通院回数が少なく、マイペースに行えるうえに、白さが長続きするというメリットがあります。
ホワイトニングで歯の黄ばみを白くしたりする前に、まずお口の健康状態を正しく把握することが必要になります。なぜなら、虫歯や歯周病の症状がある不健康な状態で歯を白くしても、白くきれいな歯を長持ちさせられないからです。
当院では、皆様の歯を健康で長持ちさせることを第一に考え、ホワイトニングを行う際には、まずはお口のチェックや検査や必要な処置を行ったうえで、安全にホワイトニングを実施していきます。
見つかったトラブルはしっかりと対処します
歯は飾りではなく、咬む、話す、全身を整えるなどの役割を備えています。診察や検査を受けてトラブルが見つかったら、すぐに適切な治療をご案内いたします。症状を放置して悪化させ、取り返しがつかない状態になる前にきちんと対処し、そのうえでセラミック治療やホワイトニングを進めます。
ご自宅での毎日の口腔ケアもお伝えします
お口の健康を維持するためには、食事のたびに歯に付着するプラーク(歯垢)をきちんと落とすことが大切です。プラークは虫歯菌や歯周病菌が繁殖する温床となる場所。毎日のブラッシングできちんとプラークコントロールができなければ、せっかくの白い歯を長く維持することができません。健康でキレイな歯を保つために、毎日のブラッシング方法についても、丁寧にお伝えしていきます。
ホワイトニングは継続しましょう
専用の薬剤を用いて歯の黄ばみを白くするホワイトニングは、一度受けることである程度の期間は歯を白く保つことができます。しかし、そうして手に入れた白さは、少しずつ失われていってしまいます。白い歯を維持するためには、ホワイトニングを継続することが必要です。定期的に通院し、「白さ」と「健康」の維持を目指しましょう。